どうも、黒です。
前回の 運動会のタープテントの選び方-① の続きで、自立式タープテントの選び方について、お話したいと思います。
⓵ 価格
誰がなんと言おうと安い方がいいに決まってる!
ネットで買えば大体、最安値ですね。解決。
ただし、以下の条件をきっちりと満たす必要があります。
⓶ サイズ
用途や人数に見合う大きさでなくては意味がありません。まずは、いわゆる「場所とり」の時に問題となる、一世帯で許される面積を確認して、必ず納まるサイズにしましょう。
ちなみに、私の母校では制限なしです。人数でサイズを決めます。大人3人+子供4人、ここにテーブルと椅子が一式。ホームセンターで実物を確認。2.5m×2.5mに決定。私は実物が意外にデカいと感じました。
しかし、いざ使ってみると狭い・・・。誤算でした。子どもは椅子に座る生き物ではありません。レジャーシートで転がる生き物です。
お子さんが多いご家庭では、場所が許すのであれば、少し大きさに余裕を取ってもいいかもしれませんね。
できれば、ホームセンターなどで実物の大きさを確認しておくと良いと思います。正方形で2.0m、2.5m、3.0mというのが主流のようです。
⓷ 重量
とても大事です。
重量が軽いと、
- 持ち運びや設置が楽
- 耐久力が不安
- 飛ばされやすい
重量が重いと
- 持ち運びや設置が大変
- 耐久力あり
- 飛ばされにくい
お好きな方をどうぞ、と申し上げたいところですが、さらに詳しくお話します。
そもそも、自立型のタープは風に弱いです。そのため、取扱説明書などでは、
- ペグ(L字のアンカーみたいなやつ)で脚を地面に固定
- タープの屋根の4隅からロープを伸ばし、地面にペグで固定
2つの方法両方で固定するように書かれています。
ペグですか? こちらです。↓
付属で付いてくるペグは、大体が写真の1番左のやつです。
もし、場所が広ければ2つの方法で固定できますが、狭ければ、場所をとる2の方法はダメです。ロープがビョーンって。
「あ、すみませーん、ウチのロープがぁ、いつもお世話になりますぅ。」
なんて言うのもありですが、このロープ、子供達が足に引っ掛けるんですよ。酷いときにはタープごとひっくり返ります。
危険です。
アルミ製などの軽量級タープ
スペースに余裕があり、1と2の両方で固定できる場合は、軽量のタープがお勧めです。
持ち運びが楽、設置も簡単。2人でも設置できます。ただし、アルミの場合は柔らかいので乱暴な扱いは厳禁です。優しくしてね。
スチール製の重量級タープ
1の方法でしか固定できない場合は、重量級のタープがお勧めです。重いけど。私のタープも重量級です。お父様、お子さんの運動会のため、頑張ってください。スチール製のイカツイやつだと、15Kg前後あります。
いや、マジで重いっす。ベルトが肩に食い込みます。他の荷物も一緒に持つと地獄。設置も最低3人、できれば4人欲しいですな。2人での設置も、なんとかできるんですが、面倒です。スチール製であれば、強度と耐久性は抜群ですがサビには気を付けてください。
ペグについて
さて、話に出てきましたので、ペグについて少々お話します。ほとんどのタープに付属しているペグなんですが、これ、オモチャ級です。先ほど、写真でお見せしたものですね。
「地面に突き刺すときにハンマーを使うと作業が楽です」
って、取り扱い説明書に書いてあるんで、ハンマーで叩いたら、ペグが地面の硬さに負けて、
「ヘニャッ」
って、曲がっちゃったんです。んん?
続いて、ペグを引き抜くとき、片手で
「スポッ」
って、抜けたんです。んん~~?
風の力って結構すごいです。建物が飛ばされることがあるくらいですからね。それが、こんなオモチャみたいなペグで持つわけねーだろ。ならば、
うい来たー! キーボードから杭の大きさや太さが分かると思います。このデカくて、ふっといのを突き刺せば、そうそう抜けませんよ。ホームセンターなどの金物コーナーに1本100~200円ほどで売ってます。風で飛ばされるのが心配な方は、ぜひお試しください。
あ、注意点があります。本気で打ち込むと地面によっては人力で抜けなくなります。そのようなときは、目玉の部分に他の杭を差し込んで、地面を支点としたテコの力で抜いてください。大事な腰、ヤラレますよ。
それから、付属のロープですがね、完全にナメてますわ。靴紐より細いような紐なんですわ。 こ、こ、これでいいの? 子供が寄りかかっただけで、プチンッて逝きそうですけど。そこで、丈夫&安いのトラロープの登場ですっ! あれ? ご存じありませんか? ↓ こんなの
に似た柄のロープ。
⓸ オプション
あるに越したことはない。
私は以前から、タープは買うならオーナー(庇)付きのものにしようと思っていました。こんなんです。↓
これ、良いです。夏から秋の太陽が高い季節は、南側に庇を向けておけば効率よく日陰を広げることができます。しかも、これは庇に脚が要らないタイプで、通行の邪魔になりません。お勧めです。
次に、太陽が低い朝と夕方は、横から直射日光で焼かれます。着脱ができるサイドシートが1枚は欲しいですね。
着脱できるものが1枚あれば、朝と夕方で張る位置を変えればいいだけです。2枚用意して両側に使うのも有りですね。タープに付属している場合もあります。
それから、メッシュ式のサイドシートもあります。こちらは、風が抜ける上に、直射日光をある程度遮ってくれます。季節とお好みで。
タープをお求めの方の参考になれば幸いです。
ここまで、ありがとうございました。
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