どうも、黒です。
ダイソーで購入できる商品を使って、PCカートを自作してみました。
思ったよりいい感じにできて、買うよりは安くなったのでご紹介します。
キャッチ画像をご覧になれば分かるとおり、おしゃれなんかとはかけ離れていて、見栄えはよくないです。
節約のためのDIYです。
ちなみに、このPCカートを作成したのは2022年の9月で、すでに1年前のことです。
そもそもPCカートって なんだ?
まんま、デスクトップパソコンのケース(タワー)を載せるためのカートです。
キャスターが付いています。
つまり、台車です。
ネットで商品を検索すると、PC(CPU)用で、
- カート
- 台車
- ワゴン
- キャスター付きスタンド
- キャスター付きラック
- キャスター付き置台
- キャスター付き収納ボックス
などなど、いろいろな商品名で売られています。
私はなんとなく「PCカート」と呼ぶことにしました。
なんでカートにPCを載せるんじゃい?
カートを使うとどんなメリットがあるのか。
- 重いPCを楽に移動できる。
すると、配線や掃除などの管理が楽になるのです。 - ホコリの侵入を少し軽減できる。
床より高い位置に置くことで、ホコリが侵入しにくくなります。
ホコリはPCの天敵です。 - 放熱性がよくなります。
床にそのまま置くよりも空間ができて、通気性がよくなるからです。
通気性を高めるために、穴をあけているものやメッシュ素材を使っているカートもあります。
熱もPCの天敵です。
私がカートに求める効果はこの程度です。
なんで自作なんじゃい?
少しでも安くするためじゃい。
実は、ただ安いだけなら1,000円くらいで買える商品もあります。
でも、それだと満足できないんですよ。
デスク周りが狭いので、なるべくジャストサイズがいい
私のPCタワー(ガレリア)にピッタリのサイズって、なかなかないんですよ。
ちなみに、PCタワーのおおよそのサイズは、幅20cm、奥行き50cm。
サイズが合う商品は安いもので3,000円、高いものだともう10,000円以上とか…
結局、「よし、じゃあ作っちまえ」ってなるんですよ。
自作ならサイズは自由に決められそうだし。
シンプルで手入れが楽な形状がいい
もうね、形状なんてね、板にキャスターがついてればいいんですよ。
それ以外はなんもいらんのです。
でもね、なぜかね、そういうシンプルな商品に限ってね、意外と高いんすよ…
↓ こんな感じのものが欲しいんですが…
この価格を見たらね、
「よし、じゃあ作っちまえ」
ってなるんですよ。
シンプルな構造なら、自作も簡単そうだし。
はい、自作で決定!
自作してみましょう
材料
安くて加工が簡単な材料を求めて、ネットで情報収集した結果、
PCカート = スノコ + キャスター
という方程式を導きました。
先人がたの英知に感謝です。
では、我が家の万事屋、100円ショップ「ザ・ダイソー」で材料を集めます。
スノコ
ダイソーで売っているキリ(桐)スノコで、要件を満たすのは、
① 45cm×20cmで110円
② 50cm×33cmで220円
この2種類。
PCタワーの脚が載ればいいので、①はマジでジャストサイズ。
②はカットが必要なうえに220円と高級品です。
でも、スノコはちょっと置いといて、いったんキャスターいきます。
キャスター
バラ売りのキャスターは割高なうえ、いちいちネジをもんで取り付けるのは面倒です。
そもそも、キリスノコの薄い板にネジは効かないし、ネジ先が飛び出ちゃうかも。
そこで、先人がたから啓示を賜ったのが、
「角形花台 キャスター付き」である!
すげーわ、これ。
キャスター4個も履いてるのに、1台で220円すよ?
ダイソーさん、ヤバくないすか?
※ 2023. 06. 02 時点で、ダイソーネットストアで角形花台が見つかりません。
安売りしすぎて販売できなくなっちゃったんじゃないの?
サイズは19cm角です。
少しでも安くしたいから、1台でもどうにかならんかと考えたんですが、カートが傾いてPCタワーごと倒れたら本末転倒なので、泣きながら2台を使うことにしました。
耐荷重は1台で20kg。
2台で使うので、合計耐荷重は40kg。
PCタワーはわりと小さいので10kgくらい?
まったく問題になりませんな!
キャスターが決まったんで、スノコにお返しします。
また、スノコ
キャスター付き花台を使うにあたって問題が。
ジャストサイズのスノコ①には、サイズ的に花台が納まらんのです。
また泣きながら高級品のスノコ②を買って、しかもカットまでする破目に。
↓ キリスノコ 50cm×33cm、220円(税込)。
結束バンド(インシュロック)
スノコと花台を固定します。
すでに持っているので買いませんが、ダイソーでは1袋110円です。
材料費は770円!
- キリスノコ:220円
- 角形花台キャスター付き×2台:220円×2台=440円
- 結束バンド:110円
合計770円(税込)でございます。
結束バンドを買ってないので、実際に掛かった費用は 660円ですな。
製作手順
では、製作していきましょう。
改めて説明するほどのことはありませんが…
仮組み
スノコをひっくり返して、花台を載せたら、なんと、
下側の角材のピッチと、花台の幅がピッタリッ!
このキリスノコ、花台のためにあるのではっ!?
(んなわけねーだろ)
なんて、思ってたら、
キャスターが首を振ったときに、下側の角材に当たって360°回り切らないんですよ。
干渉する部分は面取りが必要ですね。
スノコのカットと面取り
↑ ぶった切って、幅23cmにしてやりましたよ。
これを作ったときって、私、なんだか元気がなくて。
キリの細い角材ですらノコギリで切るのが面倒で、面取りついでにグラインダの薄刃で切ったんすよ。
そしたら、まあ、当然、断面は真っ黒。↓
あと、分かりにくいんですが、赤矢印の部分を面取りしました。↑
↑ これでキャスターが首振りしても当たりません。
グルングルン回りますよー!
ついでに、スノコの四隅も面取りしておきました。
アンヨぶつけたらイタイ、イタイだもんね。
結束バンドで固定
完成!
↑ なんか、構造がシンプルなわりには見た目は複雑ですな…
PCタワーを載っけて。
↓ 正面。
↓ 側面。
キャスターがゾロッと並んでる…
評価は?
星 4/5 ★★★★☆
まあ、満足じゃ。
製作が簡単
見てのとおり簡単です。
むしろDIYと呼べるかどうかというレベルの低さ。
これぞ、なんちゃってDIY。
ただね、ただね、スノコのカットさえなければなー。
面取りも面倒だったなー。
(カットと面取りを合わせても、せいぜい5分くらい)
(ぶっちゃけ、材料を調べたり買いに行ったりが面倒だった)
製作は簡単だけど、手間が掛かったので、★-1。
使用感
現在、使い始めて1年くらい経つんで、使用感をお伝えしようかと。
けっこうスムーズに動く
花台を2台も使ったせいで、キャスターが全部で8個になってしまったんで、動きが悪くなるかと心配していたんですが、取り越し苦労でした。
この花台、使える。
安定感もよし
移動の最中に倒れたことはないですし、不安になる場面もありませんでした。
見栄えは気にしない
↑ そもそも、ほとんど見えないので。
耐久性
なにごともないんで、問題ありません。
というか、こんなもん壊さなきゃ壊れないでしょう。
メンテナンス性
すみません、1度も掃除してません。
でも、さっき見てみたら、キャスターにちょっとホコリが付いてたくらいでしょうか。
掃除機で吸えば取れるんじゃん?(雑)
実はリピート予定
ガキらが使ってるPCタワーも同じくらいのサイズだったんで、2台目のカートを作るつもりで、スノコと花台をだいぶ前に買っちゃったんですよ。
まだ作ってないけど…
こんな下らない記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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