シロアリ駆除剤「シロアリハンター」を10か月放置した結果は?

なんちゃってDIY

どうも、黒です。

現在、2022年7月でございます。
築30年以上経つ木造の自宅は、5年ほど前(2017年くらい?)からシロアリの被害に悩まされております。
床がたわんだり、柱や壁、畳にシロアリが食い進んで来た痕跡があったり。

シロアリ、マジで許し難いっすわ。

2018年にシロアリ駆除の専門業者がウチに来て、無料で調査と見積をしてくれたんですが、駆除費用はなんと、

40万円。

無理っす。
払えません。

で、結局、放置。

そのままダラダラと月日は経過してしまい。
しかし、去年、なんかしら自分で対策せねばと思い、シロアリ駆除剤「シロアリハンター」を購入して設置しました。

この記事では、その結果を発表したいと思います。

スポンサーリンク

① 使用したシロアリ駆除剤

使用したシロアリ駆除剤は、

「イカリ消毒」の
「シロアリハンター6個入」

でございます。

 

シロアリハンターを選んだ理由

シロアリ駆除剤って、種類が一杯あるんですよね。
色々と自分なりに調べて、シロアリハンターに決定した理由は以下です。

1. ベイトタイプだった(毒餌を食わせて殺すタイプ)

「どうせ駆除するなら、徹底的に全滅させてやろう。」

そう思ってベイトタイプにしました。

このタイプは毒餌をシロアリに食わせて、巣まで運ばせて、巣でも食わせて、殺す、っていう仕組みだそうです。

つまり、巣ごと壊滅させる。

その他の、土壌に散布するタイプや、木材に注入するタイプでは、自分で駆除する場合に全滅させるのは難しいと感じたのです。

2. 設置が簡単そうだった

シロアリハンターはベイトタイプなんで、設置方法の説明を見る限り、

ちょっと穴を掘って埋めるとか、

被害箇所にテープで固定するだけとか、
メッチャ簡単そうだったんです。

5年前に専門業者に調査してもらった段階で、ウチのシロアリ被害はかなり深刻化していた模様で、床下の根太が食われてたり、柱や土台に蟻道が作られていたりという写真を見せられました。
被害はかなり広い範囲に及びました。

だもんで、散布タイプや注入タイプを広い範囲に施工するのは大変だなと。
つか、無理っす。

私、ちょっとだけ水道屋で働いてた経験があるんですが、床下の作業って超キツイんですよ。
もぐるだけでも大変なのに、そこでスプレーまいたり、ドリルで穴明けとか、ホント無理っす。

3. 安全性が高そうだった

ウチはペットはいませんが、ペットみたいな子どもが4匹もおります。
ベイトタイプのシロアリハンターなら箱に入ってるんで、子どもたちが駆除剤に触れる心配はほとんどないし。

設置する私自身も安全かな?
散布タイプは自分で吸い込んじゃうとか、注入タイプはうっかり薬剤に直接手が触れちゃうとかありそうですし…
こんな害虫みたいな私でも、まだ駆除される訳にはいかんのです。

4. 価格が手ごろだった

「シロアリハンター6個入」は2022年の現在でもネットで 2,300円ほど。

もし、これが 5,000円とか 10,000円とかになると、ちょっと躊躇してしまう。
もっとも、業者に40万円で頼むことに比べれば微々たる差なんですが…

5. 様々なウェブサイトやショッピングサイトで人気があった

これ、大事ですよね。
もっとも、人気の理由は上記の1. 2. 3. 4. だと思いますが。

他にも、どこまで本当かは分かりませんが、

「プロも納得」
「プロも使っている」
「プロおすすめ」
とかって、紹介されてたり、
ショッピングサイトでは、実際に設置して成功したレビューや写真があったりと。

まあ、いいんじゃない? くらいの感じで購入にいたりました。

② シロアリ駆除剤を設置した時期と場所

設置した時期は、

2021年9月の初旬でございます。
期間にして10か月間でございます。

設置した場所は、
建物の外回りの基礎周辺、合計6か所でございます。

なんで床下の被害箇所ではなく建物の外回りかというと…

床下にもぐるのが面倒だったからです!

1か所は、南側で日当たりはいいものの、過去にシロアリの羽アリが発生した壁の近く。
説明書通り、犬走に接するように設置しました。↓

使い方は本当に簡単で、3cmくらい地面を掘って、シロアリハンターの上面が見えるように埋めるだけ。
まあ、説明書通りです。

他は、建物の東側に1か所、北側に4か所。
こんな感じで。↓

基礎の近くの場合は、基礎の立ち上がり部分から20~30cmくらい離して設置。
これも説明書の通り。

基礎の立ち上がりから離すのは、地下で布基礎が広がっている部分を避けるためかな?

なんにせよ、

ホント簡単に設置できました。

③ 設置したシロアリ駆除剤の経過観察

さあ、設置が完了したら、説明書の通りに1~2か月に1度の確認です!

・・・

去年の9月から約10か月間、ふと思いついた時に確認してたんですが…

1度もシロアリの気配がありませんでした…

④ 結果発表! 設置から10か月後のシロアリ駆除剤の状況

なんか、もう、結果が見えちゃってる感がありますが…

南側の1か所。↓

中の紙エサは、雨のせいかちょっと溶けて、黒ずんでる感じ?
これって、まだ効果あるのかな?

残念ながら、底部の誘引用松材も紙エサも、シロアリに食われている感じは全然ありません…

東側と北側の4か所。↓

やはり、紙エサにも誘引用松材にも、食われたような様子は全然ありません…

あーあ、最後の1か所も期待が薄いなーとか思いながら、シロアリハンターを引っこ抜いてみると…

!?

!?

来たっ!?

でも、これ、シロアリなの?
タマゴみたいなのは白いんですが、それを世話してるヤツらは赤褐色というか…?

でもでも、シロアリだったらこのままシロアリハンターを食ってくれればいいなーと。
という訳で、そのままそっとシロアリハンターを元に戻しました。
逃げなきゃいいんですけどね…

ちなみに、この赤褐色のシロアリみたいなヤツらは、まだシロアリハンターの下に巣くってるだけで、紙エサも誘引用松材も食ってる様子は全然ありませんでした。
次回の確認の時には食ってることを期待します。

⑤ シロアリハンターの効果と使い方の反省点

残念ながら、去年の9月に設置してからの10か月間に関して、

「シロアリハンターの効果は薄い」

という結果となりました。

ただですね、私の使い方に問題があったと思うんです。

そもそも、

被害箇所が分かっているなら、建物の外回りにシロアリハンターを設置するのではなくて、被害箇所に設置すべきだったんですよ。

なにを今さらですが。

だって、おそらくウチの場合、シロアリは既に建物の内側の地下に巣くっていて、そこから建物の木材を食いに来てると思うんですよ。
シロアリからすれば、いくら優秀な誘引剤があっても、わざわざ建物の外側にまで出張って来ないと思うんです。

さらに言えば、使ったシロアリハンターの数が全く足りてない。

駆除目的で使うのであれば、説明書には、

「羽アリの発生した場所の周辺に1~2m間隔で複数箇所に設置してください。」

って、書いてありますからね。

ええ、私、シロアリハンターをケチって使ったんです。
2m間隔で使ったとしても、2倍の12個くらいは必要だったんです。

ケチったせいで、この10か月は何も対策してなかったのと同じようなもので。
なんというか、自分にガッカリです…

でもでも、この反省を活かして、今年は床下にもぐって被害箇所にシロアリハンターを設置してやろうと思います。
実は昨日、シロアリハンター6個入をまた注文したんですよ。
今日にも届く予定です。

ふふふ、シロアリども、死滅するがよい。

ご清覧、ありがとうございました。

→ DIY記事の一覧ページへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました