どうも、黒です。
今回は「塩水うがい」についてのお話です。おそらくご存知の方も多いと思われる塩うがいですが、調べてみると多くのメリットがあるようです。このページでは、塩の殺菌効果についてお話したいと思います。
そもそも、なんで節約のカテゴリーで塩うがいの話やねん? て、思いましたね?
いえね、先日まで使っていた市販のうがい薬が使い終わっちゃって、金欠の今、新しく買うのはなんだかなーと思いまして。ちなみに、私はオールシーズンのアレルギー&風邪プレイヤーなので、1日3回はうがいします。
うがい薬で最も安く簡単なのは塩水だ
「ああ、うがいには塩水が良いっていうよね。」
なんて思って使い始めました。塩なら安いし、家にあるし。そもそも、
うがい薬なんて、ほとんど気休めだろ?
くらいに考えていたわけです。ところがある日、知りたがり世界3位の私は、うがいに塩水が使われる理由が知りたくなってしまいました。世界1位と2位は、まだ見ぬ誰かに譲るとしましょう。
それでは、塩水うがいのメカニズムを調査です。殺菌作用のメカニズムは、
「浸透圧」によるものです。
以上です。
嘘です。ちゃんと書きます。
浸透圧が、なんだって?
浸透圧ってのは、あれです。学生の頃に化学やら生物やらで習ったヤツです。非常につまらなかった記憶があります。塩を例に、浸透圧を一言で表せば、
「塩が溶けた水は、塩の濃度の薄い方から濃い方へ移動する」
と言う感じですね。分かりづらいですね。例を挙げます。
ナメクジに塩をぶっかけてヤッツケたこと、ありませんか?
え? ない? あれ?
・・・ですよね~。いやいや、私もそんな残酷なことはしませんよ、ははは・・・。
ナメクジの体の表面て、なんだか水分でヌメヌメしてますよね?
そこに塩をかけたら、塩がヤツの体の表面で溶けますよね?
すると、もの凄く濃い塩水がヤツの体の表面にできますよね?
すると、体の表面の濃い塩水を薄めるために、体の中の水が外へ出て行きます。
体の水分を根こそぎ取られたナメクジは昇天。酷いです。
ここで言う浸透圧ってのは、塩の濃度が均等になろうとする圧力のことです。これ以上は面倒なのでお話しません。ちなみに、ヤツの体の中の塩分濃度が塩水より濃ければ、ヤツは平気です。まあ、そんな激辛ナメクジなどおらんでしょうが。
つまるところ、塩水うがいはこの浸透圧で、菌や細菌の体の水分を奪うことで殺菌するそうです。保存食として知られる漬物やジャム(こちらは砂糖)なども、同じ浸透圧の力で菌の繁殖を防いで防腐するようですね。浸透圧の仕組みは知っていましたが、うがいや食品の保存に利用されているとは思い当たりませんでした。
あ、ジャムで思い出しました。妻がよく苺ジャムを作っているのを見たことがあるんですが、ヤバいすよ。砂糖の量が半端じゃねーの。苺より多いんじゃね?
ってくらい入れてんですよ。ジャムを食った時の胸焼けも浸透圧のせいですかね?
・・・調べたら違いました。すみません。
うがいに効果的な塩水の濃度は?
さて、うがいに塩水が効果があるのは分かりましたが、うがい用の塩水を作る時に気になることがあります。うがいに有効な濃度って、どんなもんでしょ?
これがまた調べてみると、うがいに使う塩水の濃度については、いい加減なサイトが多いんですよ。
「口に含んで、ちょっと辛いと感じるくらいの濃度」
とか。そんなの個人差があるだろ。当てになりませんね。 個人的には、濃けりゃ濃いほど良い気がしますがね。調べました、意外です。
濃ければ良いというわけではない。
らしいです。
なんと、「好塩菌」などと言う、濃い塩水の中でも繁殖する輩がおるそうです。味噌や醤油が典型的な例ですね、濃い塩水の中でも微生物による発酵が起きます。ヤツらは材料を発酵させて「いただきます」してるわけです。
ただ、こいつらは有機物(食い物)を含む場所じゃないと繁殖しないのかな? 餌が無いもんね?
と言うことは、よほど汚れた塩水でなければ、コイツら好塩菌の出番はなさそうです。
(やっぱり段田隼人さんの画像は最高だ。彼は自己紹介で、自分のことをブタだと言い張っています。)
有機物をほとんど含まない水道水を使用すれば、塩水の保存には濃度が高いほど良いかも知れません。
またまた記事が長くなってしまいそうです。肝心の、うがいに使う塩水の濃度は次回にお話したいと思います。
ここからは余談です。最近はクラウドソーシングの仕事も並行してて、ブログの更新が中々できずに困っています。書きたい記事は沢山あるんですけどね。つくづく、在宅で生計を立てるのが難しいと感じて打ちのめされてます。
ははは、重いですね・・・。
じゃ、最後くらいは彼女の笑顔で癒されてください。
今回、恐縮ながら下記サイトの情報を参考にさせていただきました。作成者各位、ありがとうございます。
(財)塩事業センター 技術部 調査役 橋本 壽夫 様
たばこ塩産業新聞の「塩なんでもQ&A」塩と食中毒菌
新川電機(株) 技術顧問 園井 健二 様
日常生活での塩分測定(1)~塩分濃度測定による健康法 No.2
ここまで、ありがとうございました。
コメント
やっばい。面白くて、参考になっちゃって笑えた。ありがと〜。
シスターさま
どうも、黒です。
コメントありがとうございます。
お役に立てたようで、とても嬉しいです。
機会があれば、またいらしてください。