どうも、黒です。
本日は「DIY」と「節約」の合わせネタです。
昨年末に購入したばかりの 加湿器が故障した ので、間に合わせで加湿する方法を考えまして。
私の出した答えは、“洗濯物の室内干し”です。
エアコンの暖房と室内干しは相性がよいのでは?
エアコンで室内を温めているのですが、加湿器がなければ湿度が下がるばかりです。
乾燥している日には 湿度が40%未満 になることもあり、加湿器が恋しいです。
でも、また加湿器を買うのは面倒だし、もうじき冬も終わるし。
それに、室内で洗濯物を干せば、エアコンの温かく乾燥した風ですぐに洗濯物が乾く上に、加湿もできる、一石二鳥です。
乾燥に時間もかからないので、生乾きの臭いも発生しにくい。
結構、画期的なアイディア?
さて、どうやってもの干しを設置しましょうか。
ヒートンを使って洗濯物を天井からぶら下げちまえ
もの干しのスペースがかぎられているので、省スペースに角ハンガーを使うことにします。
ヒートンを天井に取りつけて、そこに角ハンガーをぶら下げます。
石膏ボードにヒートンを取りつけちゃ、ダメよ
ここで注意したいのが石膏ボードですね。
大抵の木造住宅の壁や天井は石膏ボード仕上げになっていると思いますが、石膏ボードはもろいです。
ヒートンのようなネジの金具は、すぐに抜けて危険です。
石膏ボードを固定している“下地”にヒートンを打つ必要があります。
そうそう「ヒートン」、意外と名前は知られていませんよね。
これです。
そいで、“下地”ってのは
DIYとかされる方はご存知だと思いますが、下地ってのは壁ボードや天井ボードなどを固定するため、壁の中に設置されている部材です。
柱や間柱、胴縁なんかです。
で、下地は壁や天井全体に張りめぐらされているわけではないので、下地探しが必要になります。
今回は針式の下地探しを使います
私が使ってるのは、これ。
シンプルなピストル形の針式下地探し。
だいたいホームセンターで一番安く売られているのが、こいつですね。
壁や天井にブスブス針を刺して、ボードの奥にある下地をキャッチします。
下地がある場所では針が止まり、かたい感触が返ってきます。
画像の右側、ハンドルの先端に割れ目があるんですが。
なんのために?
とか思ってました。
最近になって調べたら、「ヒートン回し」だと発覚しました・・・。
なん年も使っていて、はじめて知りました。
ははは。
右下の丸い金属部分はボードをたたいて、その音で下地の有無を調べる打診器。
こっちは知ってました。
ははは。
打診は手で直接たたいた方が速いんですが、これを使えば手が痛くならない。
今回はヒートンも回すので、こいつは最適です。
ヒートン回しの実力も検証できますね。
じゃ、ヒートンを取りつけます
まずは下地探し
ピラーズキャッチの打診器でコンコン。
結局よく分からないから、手でドンドン。
え?
乱暴?
いやいや、プロの設備屋だって、新築の壁をオモクソたたいてますよ?
さて、下地の位置がだいたい分かったら、
ブスッ。
ヒット。
針が下地にしっかりと刺されば、そう簡単には抜けません。
基本的に下地は碁盤目状に張られるので、直線上に追いかけて、ヒートンを打ちたい場所で最終確認の「ブスッ」をします。
じゃ、ヒートンを打ちます
デカいヒートン、回すのに苦労したことがありませんか?
結構な力が必要で、グリグリやってると、疲れるし手が痛くなる。
だいたいヒートンを打つ場所って高い位置だから、しんどい姿勢で作業することが多いんですよね。
そんなところでペンチなんかを使うと差し直しが面倒だし、しんどいし。
ヒートンにキズがつくし。
しかし、このピラーズキャッチのヒートン回し、
・・・よい。
すばらしい。
差し直しが不要。
グルグル回せる。
楽だ。
なぜ今までこんな便利な機能に気づかなかったのか・・・。
ヒートンがつきました。
え?
クロスにピストルの跡がたくさんついてる?
今さらこんなのを気にするような、きれいな天井じゃありませんよ。
強度のほどは・・・。
うしっ。
私がぶら下がっても大丈夫っ!
じゃ、角ハンガーを・・・
・・・。
・・・。
なんか、
圧迫感が・・・。
でも、湿度は60%まで上がったよ・・・。
ここまで、ありがとうございました。
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