どうも、黒です。
コーススレッド、いつか記事にしたいと思ってたんです。
いわゆる「ネジ」の1つです。
実物がこちら。↓
ええ、ネジです。
コーススレッドって、どんなネジ?
みなさん、ネジはご存知だと思います。
らせん状に溝が切ってあるやつです。
「ビス」なんて呼ばれたりもします。
そして、ネジの1つに木ネジがあります。
木ネジは文字通り、木と木をくっつけるのに使います。
さらに、コーススレッドは木ネジの1つと考えていいでしょう。
つまり、
ネジ > 木ネジ > コーススレッド
という感じです、多分。
コーススレッドの特徴
打ち込みが速い
普通の木ネジに比べてピッチ(溝の間隔)が大きいので、1回転でねじ進む距離が大きい。
つまり、速く打ち込めます。
100mmくらいでも一瞬で打ち込めます。
ガガガガガガッ!!
やだっ!?
一気に全部入っちゃった!!
気持ちいいっ!!
まあ、こんな場面は稀ですが…
通し穴や下穴が不要
そのまま打ち込みOK。
通し穴と下穴を明けなくても打ち込める。
ドリルビットとドライバービットをいちいち付け替える手間がない!
打ち込み速度が速いのと相まって、とにかく打ち込むっていう場合には恐ろしくスピードが出ます。
でも、私のなんちゃってDIYでは、あんまりそういった場面はないような…
もう、むしろ、穴あけもビット交換も、めんどくせーからコーススレッドでいいじゃん!
精度や見栄えを期待してはいけない
前述の通り作業性重視のネジなので、仕上がり精度を期待してはいけません。
適切な径の通し穴と下穴を明けて丁寧に打ち込めば、ある程度の精度は出せますが、それなら普通の木ネジを使うべきでしょう。
そもそも、精度を求められるネジじゃないし。
皿の頭がデカイので見栄えもよくありません。
わざわざ皿ザグリして頭が出ないようにすることもありますが、それならやっぱり普通の木ネジを使えよって話です。
そもそも、見えるところに使うネジじゃないし。
私は見えるところに使っちゃいますけどね。
ねじ込み深さが足りないと締結力に難あり
ピッチが大きいということは、十分なねじ込み深さがないと引き抜きに抵抗できるネジ山が少ないということです。
つまり、抜けやすい。
コーススレッドの先端10mmくらいは細く、ネジ山も小さいので、ほぼ抵抗力なし。
そのため、20mm以上はねじ込みたいところです。
ということは、固定材(ネジ先端側の材料)の厚さは25mm以上は欲しいですね。
もちろん、十分なねじ込み深さがあれば、かなり強力です。
木造住宅の構造部分の締結に使うくらいですから。
あれ?
こうして特徴を挙げると、割と難点が多いのでは?
価格が安い
これですよ。
全ての難点をひっくり返してくれる特徴は。
安いんです。
材質が鉄で、ユニクロメッキで同じ長さの木ねじと比べたら、1/10以下の価格だと思います。
本当なら木ネジを使うところですが、
使用する本数が多いからコーススレッドでいいや!
ってなっちゃうんです。
さらに、
精度なんかなくてもいいや~…
とか、
見栄えなんか気にしないし~…
となり、解決です。
(これでいいのか?)
実際は使い分けが大事だと思います。
よく使うので、サイズを揃えちゃいました
私が使っているのはカインズホームのコーススレッドです。
写真の左が標準品で、右がスリムタイプ。
どっちもユニクロだけど、色味が違いますね。
サイズごと、1パック30~100本くらいで200円くらいだったかと。
安い!!
ダイソーのセパレートケースに入れて、サイズごとに仕切ってシール貼って。
私のなんちゃってDIYなら、木ネジはほとんどこれで間に合っちゃいます。
ネットでも買えますが、カインズホームの方が安いし、サイズ揃ってるし、なにより少量で買えますね。
1サイズで300本とか500本とか要らないっしょ…
プロ用だから仕方ないか…
全ネジ、半ネジについてはまた今度
ネジとは切っても切れないネタですね。
結局は使い方次第でしょうか。
改めて別の記事でお話ししたいなー、なんて思ってます。
ご清覧、ありがとうございました。
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