どうも、黒です。
今となってはもう5年前(2020年)のことなんですが…
天板にOSBを使ったこたつを自作しました。
ヒーターだけは既存のこたつのものを流用しました。
いや~、簡単に済ませようと思ってたんですがね、
ホント、めんどくせーの。
※素人のDIYです。
マネするかたなんていないと思いますが、もしマネする場合は自己責任でお願いいたします。
「免責事項」もご覧ください。
なんでわざわざ自作?
めんどくせーと思うなら買えばいいんですけどね。
買うと高いからです。
え? そんな高くない?
いや、高いっす。
大きいサイズは。
長さ180cm以上のものは安くても4~5万円。
なんで大きいサイズが欲しいの?
まず、以前の状況をご覧ください。
こたつ全部は写ってないんですが。
家族7人で座るんで、こたつ2台を繋げて使ってたんです。
長さ140cmの長方形と70cmの正方形、合わせて長さ210cmくらいにして。
これがまた、ウゼーウゼー。
なにがウザイって、
- 天板の繋ぎ目に物が置けない
- 長辺はこたつの脚が邪魔で座りにくい
- ヒーターを2つ使うのは無駄が多い
- 掃除の手間は約2倍
- 忘れたけど、他にも色々…
というわけで、デカイこたつを1台だけにしてスッキリさせたい。
長さ180cmは欲しいところ。
どうせ自作するなら、安くて簡単なもの
私のDIYの目標は、
「安い材料で、簡単に作れて、実用に耐えるもの」
です。
① 天板はOSB!
こたつだのテーブルだのの使い勝手は天板で決まると言っても過言ではない、と思います。
にも関わらず、OSBを使う理由は、
OSBを使ってみたかった!
以上です。
模様が気に入っちゃったんです。
しょーがないじゃないか。
でも、合板1枚そのまま使えば安上がりです。
そもそもOSBとは?

Oriented Strand Board(オリエンテッド・ストランド・ボード)の略だそうだ。
Oriented = 配向性のある(辞書では「指向性」。「向きをそろえて」みたいな意味らしい)
Strand = 木片(辞書では「要素」。つまり木片)
Board = 板
えっと、だから、「木片の向きをそろえた板」となります。
向き、そろってるか?
そいでこれらの木片を層にして、それを重ねて接着剤で固めてあると。
本来、木材が持っている異方性をなくした構造用合板って感じの解釈でいいと思います。
構造用合板だけあって強度は十分。
なんと言っても、その模様がいい。
私が知ってるのはこの程度です。
OSBを天板にするときの注意点

テーブルの天板という重要な部材を、見栄えだけで決めるのは危険です。
私が天板に求める条件を確認していきたいと思います。
条件1. 表面が平滑で継ぎ目がない
テーブルの天板て、表面がある程度は平らじゃないとダメですよね。
デコボコじゃ困りますよね。
書き仕事できるくらい平滑なのが理想。
でも、OSBって表面がデコボコなんですよね…
ともすると深い溝があったりして…
だもんで、表面をサンダーで削って平らにすることにしました!(苦笑)
削り切れない深い溝はパテ埋めです!(苦笑)
とにかく、OSBを使ってみたかったんですよ…
さらに、加工が面倒なので910×1820mmの板をそのまま使います。
ちょうど欲しいサイズだし、いいでしょう。
1枚ものだから継目もなし!
条件2. 耐水性
テーブルの天板は、1日に何度もガキ共に食べものや飲みものをこぼされたり、水拭きされたり。

なかなか強靭な耐水性を要求されると思われます。
OSBって、接着剤で覆われているせいか、割と水をはじくんですよね。
でも、これから表面をサンダーがけしちゃうし、元々ある深い溝にはきっと水が浸み込むと思うんですよね…
面倒ですが、ニスを塗るしかありませぬ!
作業が少しでも楽になるように水性ウレタンニスを使用します。
条件3. 剛性
テーブルの天板がたわんだり、反ったりなんてのはもってのほかでしょう。
最低限の剛性は必須です。
しかし、OSBであれば厚さ11mmあるし、1枚そのままでも十分に使えます。
やぐらの組み方にもよると思いますが、本当にそのままで十分。
だって、ほら、加工するの面倒だし…
条件4. ほどよい重量
あんまり軽いと、ちょっとしたことで動いちゃいますからね、ほどよい重さが必要です。
その点ね、OSBならね、えっとね、
ちょっと重過ぎ…(苦笑)
確か10キログラム超えます。(苦笑)
まあ、合格ということで…
OSBの天板製作
では、製作工程をお伝えしたいと思います。
1. 表面を研磨する
とにかく削ります。
OSBの表面のデコボコがなくなるまでなので、かなり削ります。
だもんで、研磨にはランダムサンダーを使いました。
もっとも、私は電動サンダーはこれしか持ってない。

ペーパーの番手は#60でとにかく削りました。
910×1820mm合板の片面を仕上げるのに何日かかったことか。
実際の作業時間は4時間くらいだったかもしれませんが、体重をかけるのとランダムサンダーの振動とでめっちゃ疲れるので、連続して作業できなかったんです。
疲れるし。
時間かかるし。
周囲は細かいオガクズで真っ白になるし。
音はうるせーし。
もう絶対にやりません。

↑ の写真で、合板の下半分が研磨後、上半分が研磨前です。
写真撮影だと分かりにくいですが、研磨後は白っぽく見えます。
実際に目で見るとハッキリと分かるんですが…
ちなみに、研磨して白くなった部分は数日で元のように黄色っぽい色に戻ります。
日焼けが原因のようです。

↑ 研磨完了後の表面です。
Before写真がないので分かりにくいんですが、表面のデコボコはほとんどありません。
深い溝は相変わらず残ってしまいますが…
全体的に白っぽくなって、ベタッとした雰囲気になります。
ペーパーは#60のあと、#120→#400くらいで仕上げました。
今思えば、どうせニス塗っちまうんだから#400は必要なかった気がします…


↑ 端面も研磨しました。
ピンボケ+白飛び、すみません…
2. パテ埋めをする
OSB特有のデコボコの浅い溝は、研磨でほとんどなくなりましたが、時たま現れる深い溝まではなくなりません。
その溝は木工パテで埋めます。
使用した木工パテです。↓
近所のホームセンターで売ってました。
必要量もちょびっとで良かったんで。
肝心の作業写真がありませんでした。
とは言っても、気になる溝をパテで埋めて、乾燥させるだけ。
でも、この処理をしっかりしておかないと、必要以上にニスを消費することになるので丁寧に。
もちろん端面も。
3. ニスを塗る
使う材料と道具。↓

まず、ニスはワシンさんの水性ウレタンニス。↓
水性ウレタンニスを選んだ一番の理由は、水性で扱いやすいこと。
さらに水性の中で耐久性が高いものって感じで選びました。
油性は私にはハードル高いっす。
アルミのバットは遠い昔に台所からくすねたもの。
塗装のときになんかに活躍してくれます。
コテバケ(黄色のヤツ)は今回のために近所のカインズホームで買ってきました。↓
これ、いいっすね。
早く塗れるし、ハケと違ってハケ跡が残らないし、私みたいな不器用な人間でも均一に塗れる、と思います。

↑before。

↑after。
写真じゃ違いが分からん。笑
塗ったあとのほうが、テリというか、色味が濃くなったように見えると思うんですよねえ…
写真は1回目の塗り終わりです。
表面が平滑になるまで、3回ほど重ね塗りしました。
これで溝はもう完全に埋まります。
OSBに水が浸み込む心配もありません。

↑端面はハケで塗りました。
こちらも3回ほど重ね塗り。
OSB天板、完成です!
いやー、長かった。
肝心のやぐらは手付かずですが。
② やぐらは安い木材で
やぐら、やってきます。
やぐらの材料
私は、とにかく安くそろえます。
ただ、こたつの材料って、燃えやすいと危険だと思うんですよ。
もし、こたつのやぐらをDIYで自作しようってかたは、その辺を考慮して材料を選ばれたほうがよろしいかと。
DIYはよろしいかと思いますが、それで火事とかはヤバいっす。
私はあんまり気にしないというか、ヒーター周りは市販のこたつと寸法を一緒にして、かつ、ヒーター上のMDF?ボードを流用することでリスクを軽減しています。(していると思いたい)
だもんで、近所では最安のカインズホームで売られているSPFのツーバイ材だけでいきます。
- 脚:2×4×6F(38×89×1820mm)…1本
- 他:1×3×6F(19×63×1820mm)…4本
当時、確か合計で2,500円くらいだったような…
1×3じゃなくて1×4ならもっと安くできたんですが、どうしても桁材の高さの差26mmは譲れなかった。
こたつ下の脚を入れる空間って、1mmでも高いほうが楽ですよね。
19×63mmあれば剛性は十分ですじゃ。
なにより長手方向にカットするのが面倒ですし。
やぐらの図面

↑こんな感じです。
ヒーター部分以外はとにかくシンプルに。
ヒーター上には既存のMDF?ボード3mm厚を流用して、掛け布団と7mmの隙間(市販品と同じ寸法)が空くように設計してます。(設計じゃなくてパクっただけ)
この7mmはおそらく熱を逃がすための空間。
やぐらの製作
では、作っていきましょう。
材料をカットして仮組み
桁材の端部を45°にカットします。
これ、やってみたかったんです。
45°にカットした材料同士の突き合わせ。
丸ノコを45°にセットして。↓

カットして。↓



↑カットが下手で断面が焦げるっていう。
他の部材も切って切って、仮組み。↓


↑例の45°カットの突き合わせ。
初めてにしては上出来?

↑サンダーで面取りして。

↑表面を仕上げて。
かなり良くできてないですか?
え? 全然ですか?
あー…
バラして、一部は加工

↑再現できるように各部材にマークして。

↑バラして。

↑ヒーターを取り付ける部材の加工です。
ヒーターの操作部が干渉するので、ここだけ切り欠きます。

↑ここ最近で覚えた方法なんですが。
切り欠きとかの曲線部分、電動ジグソーでそのままカットするのって難しくないですか?
私だけですか?
あらぬ方向へジグソーが進むのは。
だもんで、私は先に曲線部分を同一寸法の半径のキリで穴を明けるようにしてます。

↑あとはジグソーでキリ穴とキリ穴をつなぐだけ。
面倒な曲線のカットをしなくてよし!

↑え? 曲線がボコボコ?
いいんです、どうせサンダーで仕上げるんで。
これで部材が完成です。
ニスを塗って本組み
さあ、また面倒なニス塗りです。

↑上の水性ニスは、我が家の倉庫でおそらく30年以上も眠っていたであろうものです。
心なしか赤みが掛かっているような…
こんなもの恐くて使えません。
なんて言いません。
使います。
やぐらの部分なんで。
ササクレが防止できればそれでいいんで。
ニスが塗ってあればいいんで。

↑before。

↑after。
相変わらず写真だと違いが分からん。
OSB天板と違い、肌も平滑で耐水性とかは特に必要ないから1回塗りです。
もう面倒なんです。
ちなみに、乾いたニスはちゃんと水をはじくし、光沢もあるんで、ニスとして機能してます。
良かった。

↑本組みして、やぐら完成!
③ ヒーターは流用
続いてヒーターです。
既存のこたつから移設するだけなんで簡単です。

↑既存のこたつのヒーター。

↑2009年製、10年以上も前のものですね。
念のため、使用上の注意が守れていることを確認。

↑既存のMDF?ボード、これも流用。
調べたところ、MDFボードも難燃性などで規格があるようなので、下手に新調せずそのまま使うほうが間違いないと判断して、流用することにしました。
ちなみに「MDF?」と、「?」を付けて書いているのは、本当にMDFボードかどうか疑わしいため。

↑MDF?ボードを取り外して。

↑新こたつに移し替えて。

↑既存のヒーターを取り付けて。
(MDF?ボードは一時的に外してある)
こたつは完成!
④ 設置して完了!

↑居間に運んで、コードを接続して。

↑掛け布団を掛けて、OSB天板を載せれば。
やっと、こたつだ!!
長かった…

↑ちなみに、こたつじゃないバージョン。
こたつは本当に安くできたかね?
おおよその材料費。↓
- OSB:2,000円
- 木工パテ:500円
- 水性ニス:1,500円
- コテバケ:1,000円?
- やぐら木材:2,500円
新しく購入したものはこんなもんです。
合計7,500円!
サンダーのペーパーとか消耗品を含めても10,000円は掛かってませんね。
安い!
と思います。
え? 安いですよね?
ご清覧、ありがとうございました🙇
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なんちゃってDIY

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