どうも、黒です。
ただの好奇心から、ザリガニ水槽のPHを測定してみました。
PHの測定って、なんとなくカッコよくないですか?
なんかよく分かんないけど研究してんな、みたいな。
ええ、そんなしょうもない理由でPHを測定しました。
※相変わらず素人の考察です。
うのみにしないでください。
そもそもPHとは?
あれですよ、リトマス試験紙。
小学校とか中学校の理科でやりましたでしょ?
え? やってない?
ちゃんと学校へ行ってましたか?
私はロクに行ってませんでした。
水溶液の酸性、中性、アルカリ性ってやつです。
ペーパー○とも呼ばれる夫婦のことです。
ウソです、ペーハーです。
PHは7が中性、1~7の間で数字が小さくなるほど強い酸性、7~14の間で数字が大きくなるほど強いアルカリ性って感じです、確か。
PHを測定するってことは、水溶液(今回で言えば水槽内の飼育水)が中性なのか、酸性かアルカリ性なのか、それはどれくらいの強さなのかを確認するということになります。
PHを測定してどうするのか?
結論:ザリガニ水槽の水替えのタイミングを知ることができる
では、詳しく見ていきましょう。
読むのが面倒なかたは、「PHが下がるのを確認することで、水替えのタイミングを知る」まで飛ばしちゃってください。
ザリガニに餌を与えると飼育水中に尿素などが発生する
また少し理科の話です。
「自然界における物質の循環」に近いことがザリガニ水槽の中で起きてます。
私がザリガニ与える餌には、当然ですが栄養素が含まれています。
三大栄養素の炭水化物、たん白質、脂質は言うまでもなく含まれています。
では、水槽の中に投げ込まれた三大栄養素はどうなるのか?
まず、ザリガニに食われます。
ザリガニはその栄養素を体を動かすエネルギーだったり、体を作る成分だったりに使います。
そして、炭水化物と脂質はザリガニの体内で分解されると、エネルギーを取り出されたのちに、だいたいは水と二酸化炭素になって、呼吸や排せつ物などによって体外へ排出されます。
これらはほとんどPHに影響はなく、ザリガニにとってはほぼ無害です。
一方、たん白質は尿素などに分解されて、おもに排せつ物として体外へ排出されます。
餌の食べ残しや食べカスに含まれるたん白質も、飼育水中のバクテリアにより分解されて尿素などになります。
この尿素などはのちにPHに影響を与え、さらにザリガニにとって有害になる可能性があります。
飼育水中の尿素などが分解されるとザリガニにとって有害となる、らしい
飼育水中に発生した尿素などは飼育水中のバクテリアによってアンモニアと二酸化炭素に分解されます。
アンモニアは生物にとって有害で、ザリガニにとっても有害らしいです。
アンモニア中毒とかいうのになっちゃうらしいです。↓
ニオイもくさいんですよね。
さらに、アンモニアはまた飼育水中のバクテリアによって亜硝酸、硝酸に変化させます。
亜硝酸はザリガニにとって有害、硝酸もちょっと有害だそうです。
水槽内では硝酸はこれ以上分解されないし、排出もされないらしい
硝酸は長時間光を浴びると、二酸化窒素、水、酸素に分解するようですが、ザリガニ水槽の中では難しいようです。
さらに、硝酸は植物に吸収させて除去することもできるようですが、ザリガニを飼育している屋内水槽で植物を栽培するのも難しいです。
ザリガニが食ったり、切り刻んだりしちゃうんで。
水槽内に硝酸を含めた「汚れ」が蓄積される
水槽内では硝酸は分解されないので、尿素などは最終的にちょっと有害な硝酸に分解され、餌を与え続ければ飼育水中に硝酸が蓄積されることになります。
さらに、水槽内に尿素を分解するバクテリアが十分にいない場合、分解課程で発生する有毒なアンモニアと亜硝酸も蓄積されていきます。
以降、水槽内に発生する食べ残しや食べカス、排せつ物、尿素、アンモニア、亜硝酸、硝酸をひっくるめて「汚れ」と呼ぶことにします。
飼育水中の硝酸を捨てて、新しい水を入れる行為が「水替え」
汚れの最終形態である硝酸が飼育水中に蓄積されると、ザリガニにとって飼育水はやはり有害になります。
この硝酸を排除するために行うのが水替えです。
飼育水中に蓄積された硝酸を水ごと捨て、新たに硝酸を含まない水を入れる、という行為が水替えということです。
餌の投入から水替えまでのフロー

- 餌を投入↑
- ザリガニが餌を食って排せつ物や食べカスを出す
- 排せつ物や食べカスがアンモニアに分解される
- アンモニアが亜硝酸に分解される
- 亜硝酸が硝酸に分解される
- 蓄積された硝酸や汚れを排除するために水替えをする
PHが下がるのを確認することで、水替えのタイミングを知る
ようやくここでPHが出てきます。
硝酸は飼育水中では酸性です。
したがって、
硝酸が飼育水中に蓄積されると、PHが弱酸性に動く、
つまり、
水が汚れるとPHが下がります。
このPHを測定することで、水替えのタイミングを知るのです!
長かったですね。
お疲れ様です。オレ。
ついでに閲覧者様も。

※ 硝酸水溶液は強酸性だが、飼育水は硝酸塩水溶液なので弱アルカリ性
ここで硝酸塩の話を。
読むのが面倒なかたは飛ばしてください。
ここまで便宜上、硝酸と言ってきましたが、正確には硝酸塩(しょうさんえん)です。
塩(えん)とは陽イオンと陰イオンが結合した化合物です。
飼育水中であれば、硝酸塩は硝酸イオン(陰イオン)と飼育水中のなんらかの陽イオン(ナトリウム、カリウム、カルシウムとかの金属イオン)が結合した塩の総称と考えられます。
で、この硝酸塩は、水溶液が強酸性の硝酸と、強~弱アルカリ性の金属水酸化物の塩であるため、水溶液は中~弱酸性を示します。
しかし、飼育水においては硝酸塩の混合物の濃度が低いため、弱酸性となります。
※私は高校くらいまでの化学の知識しかないんで(高校化学も怪しいが)。
当てにしないでください。
PHはいくつで水替えすべき?
汚れでPHが下がるのは分かりました。
では、PHがいくつまで下がったら水替えをすべきなのか?
結論:すみません、分かりません
むしろ、ここを探るのが今回の試みとなります。
PHの測定方法

↑これ使います、PH試験紙。
まあリトマス試験紙みたいなもの、だと思います。
これを水に付ければ、その色でPHが分かります。
これはトラスコさんのものなので、おそらくは工業用。
水槽ペット用のものはPH6~8の範囲で細かく分かるようになってますが、私にはこれで十分、多分。
だって、水槽用のって高いんだもん。
これは超安いよ。
試験紙1枚3円くらい。
良ければどうぞ。↓
ヨドバシなら送料無料で買えますけどね…
PHの測定結果
測定したのは以下4種類の水です。
- 水替え前の水槽の飼育水
汚れている、はず。 - 水替えに使用するくみ置きの水
水道水をハイポ(チオ硫酸ナトリウム)でカルキ抜きしてある。 - 水道水
↑の、くみ置きの水との比較のため。 - 水替え後の水槽の飼育水
汚れが改善されている、はず。
汚れているほどPHが低いと仮定します。
では結果を。↓

↑色見本

↑結果。
え? よく分かんない?
そんなこと言わないで。
私だって分かんないんだから。
冗談はさておき、写真の右から
- 水替え前:PH 6.0
- くみ置きの水:PH 7.5
- 水道水:PH 7.5
- 水替え後:PH 7.0
となります。
0.5刻みなのは、私の感性です。
え? 写真と判定が違う?
だからもう、うるせーな、気のせいだ!
測定結果からの考察
- 水替え前:PH6.0
弱酸性で汚れている。 - くみ置きの水:PH7.5
ややアルカリ性で汚れていないと思われる。 - ウチの水道水:PH7.5
ややアルカリ性。
※カルキ抜きのハイポを入れてもPHは変わらない?
あとで機会があれば記事にしたいと思います。 - 水替え後:PH6.5
PHが上がり、やや酸性。
汚れが改善された、はず。
したがって、水替えによってPHが下がり、汚れ、つまり、硝酸を排除できたと言えるでしょう。
ちなみに、ウチの水槽は60cm水槽で、水替えは全体の水量の1/3、しかも上部フィルターを載せているので、一気にPHが7.5まで上がったりはしない。
とりあえず今後は、
PH6.0くらいを基準に水替えをしていきたい
と思います。
毎日2回も餌やりしてるんで、今までどおり水替えは週に1回くらいのペースになろうかと。
ぶっちゃけ、目視では水の汚れは分からんし、ちゃんとバクテリアの分解も進んでるみたいなので嫌なニオイもないんですよね。
てか、目視で汚れが分かるとか、嫌なニオイがするとか、もうザリガニにとって超劣悪な環境です、すぐに水替えを。
PH試験紙を使えば水替えのタイミングが分かるので、必要以上に水替えをする必要がなくなりそうです。
興味本位で買いましたが、思ったよりも役に立ちそうです。
文章を振り返ると、相変わらず簡単なことをとても大げさに書いてるな、と感じますね…
ご清覧、ありがとうございました🙇


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