ウツ状態になってしまったときの対処

双極性障害ってなによ、食えんの?
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どうも、黒です。

今年(2025年)5月の中旬からウツ状態になってから、仕事もせずダラダラと回復を待ち続け、早くも3か月半が過ぎようとしております。
久々のクリティカルヒットに、ウツ状態になってすぐの頃は動揺しましたが、もう何度も経験してきたことなので、ここ2か月くらいは慣れと諦めで落ち着いてきました。
そこで、ウツ状態になってしまったときはどんな対処をすればいいのか、私なりに考えてみました。

私なりに、ですからね。
皆さんにとってそれが正解とも限りませんよ?
今回も胡散臭いと思いながらご閲覧ください。

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ウツ状態への対処で最も大事なこととは?

死なないことです。

これを前提にウツ状態の重症度別に対処を考えてみたいと思います。
通院と服薬は大前提なので言及しません。

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まずは、ウツ状態の重症度を区分してみます。

ウツ状態のときはその重症度によって対処が違うと思いますので、
「1:軽症」、「2:中程度」、「3:重症」というように、重症度を1~3に分けてみようと思います。

ウツの重症度を測る要素

分けると言っても、なんの根拠もなく漠然と分けるのもなんなので、次のような要素でレベルを判断しようかと。

精神面

説明するまでもなく精神状態のことです。
身体症状の原因ともなる最も根本的で重要な要素です。
精神面がダメだったら、症状も致命的と言っても過言ではありません。
どんな状況だったらウツ症状もこれくらい、という感じで考えます。

肉体面(身体症状)

私の場合、重症度や時期によって出やすい身体症状がありますので、それによって重症度を区分する感じになりそうです。

日常生活動作

食事・トイレ・風呂・移動などの、日常生活を送るために必要な動作を「日常生活動作」というらしいです。
この記事を書いている時に調べて、初めて知った単語です。
福祉や介護なんかの分野で、どのくらい介助が必要かを判断するための指標となるそうです。
(そういや、オレのババアが介護になった時、こんなのありましたわ。)
ウツ状態の重症度を測るのにもピッタリ。

休養

日常生活の中で最も心身への負担が無く、かつ、唯一の回復手段とも言える行動です。
どのように休養を取っているかでウツの重症度を測ります。

家事・育児

私の日常生活において、比較的ハードルが低いはずのタスクです。
(以降、「タスク=やらなきゃいけないこと」とします。)
どこまでできるかでウツの重症度を測ります。

仕事

私にとって最も心身ともにストレスが掛かるタスクです。内容にもよりますが。
家事・育児と同様、どこまでできるかでウツの重症度を測ります。

医師が発行する診断書も就業の可・不可を判断できるので、重症度を測る要素に加えます。

症状の期間

私は過去の経験から、各重症度の大体の期間を把握してますので、これも重症度を測る要素となります。
もっとも、ケースによって期間も振り幅がありますので、飽くまで目安くらいの感じで。

では、実際に重症度を区分してから対処を考えてみたいと思います。
私の症状は時期的に「3:重症」→「2:中程度」→「1:軽症」と移っていくので、この順番でお話しします。

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「3:重症」の状態

精神面は完全、または、ほぼ無気力の状態で、思考も停止状態。

身体症状については、寝たきりのような生活になってしまうせいか、体を起こすと動悸・息切れ・頭痛・立ち眩みというような症状が出ます。
逆に、このせいで体を起こせないという状況になります。
体に痛みが出たりと、肉体的には最もツラい時期です。

日常生活動作は最低レベル。
なにもする気が起きず、体を起こすのもシンドイ。
移動もろくにできないのでトイレへ行くのも一苦労、全ての行動が困難。
私の場合、なぜか食欲はあるのが不思議です。

休養については、もうずっと休養してるようなもんです。
だから心身共にストレスが加わることはなく、回復に徹していると言える状況です。

家事・育児、ましてや仕事なんて全くできないです。
医師が発行する診断書では当然「就業不可能な状態」と記載されます。

期間としてはウツ状態に転じてから2週間~1か月くらいです。
今回は2週間くらいで済みました。

「3:重症」への対処

では、重症の期間、ウツ状態へどう対処するかです。
意外と簡単です、本人がすべきことは。

そもそも、無気力状態・思考停止状態でなにもできないので、とにかく死なないという意味では、特に対処することもないと思います。
なにも考えず(なにも考えられないのだが)、なにもせず(なにもできないのだが)、回復するまでただ毎日ベッドの上に転がっていればいいのです。

身体症状として、体を起こすと動悸・息切れ・頭痛・立ち眩みがあるんですが、どうせ体を起こすこともないのでスルーです。
逆に無理に起きて移動する場合には、転倒や落下などの事故で死亡する可能性があります。
これを防ぐためにも、極力起き上がらないようにしてます。
体を動かさなくても不思議と眠れるので、リズムはともかく睡眠不足とかにはならないのは幸い。

困るとすれば日常生活動作です。
私が最も困るのはトイレです。
トイレに行く気力がないのです。

さすがにベッドの上で垂れ流しはマズいです。
限界の限界まで我慢して、もうダメだと思ったら意を決して起き上がるのです!
これの対処はもう、ベッドとトイレの動線を短くするしかありません。
私の場合はベッドからトイレまでの動線が2Mなのでなんとかなってます。
尿瓶を使うのもアリかもです。

日常生活動作で問題になるのがもう1つ、食事です。
起き上がるのが面倒なくらいなので、食事なんていうまでもないです。
キッチンへ移動して、食事を用意して、食う。
重症時には、そんなの夢のまた夢です。
私の場合は幸いなことに、妻が食事を用意して運んでくれるので問題ないです。
さらに、なぜかウツ重症時は食欲があるので、用意してもらえれば食えるのです。
もし妻がいなかったらゾッとしますが、この場合には保存食を部屋にしこたま用意しておくくらいしか対処法が思い浮かびません。

風呂も問題といえば問題なんですが、風呂に入らないからといって死ぬことはまあないでしょう。
私の場合、無理に風呂に入ると動悸・息切れが起きて、逆に死ぬんじゃないかと思います。
だもんで、風呂は体調が良くない限りサボります。
気になれば体を拭いたりします。
もうケガで動けないときの入院生活、くらいのイメージでいいじゃないでしょうか?

休養については、ただベッドの上に寝転がっているだけなので、休養以外のことをしていないと言っていいでしょう。
無気力状態なのでなにに対しても興味が起きず、なにも楽しいと感じられませんが、普段は息抜きにしているスマホでのマンガ・ゲーム・動画をダラダラ見たりやったりして過ごします。
楽しいとは感じないものの、ツラいと感じることも少ないです。
こういったことを続けるように心掛けてます。
そいで、飽きたり疲れたりしたら寝る。
これでいいんです、今はこれでいいんです。

家事・育児についても全く不可能なので、対処不要です。
やらなきゃいいんです。
人にお願いするしかないんです。

こう振り返ってみると、ウツの重症期は放置でもされない限り死ぬことはなさそうです。
私は最近、ようやく素直に人の助けを借りれるようになったので、以前よりは楽に過ごせるようになりました。
物理的に人に頼ることが大事な時期だと思います。

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「2:中程度」の状態

私としては精神的に一番ツラい時期です。
心身共に不安定で、希死念慮も出てくるため、最も死の危険性が高い時期だと思います。

無気力状態・思考停止状態から少し回復してくることで問題が生じます。
まず、思考を始めるので、ウツ状態で社会的に死んでいる現状を把握してしまう。
さらに感情も機能するようになるので、自己肯定感が下がり自己嫌悪に、また、人の助けを借りなければ生活できない状況に罪悪感を感じるなど、精神的には最悪な状態です。

身体症状はやや回復してきて、重症時と症状はそう変わらず動悸・息切れ・頭痛などを生じますが、症状の重さと頻度がかなり下がります。
ただ、頭痛だけは頻度が上昇。
寝たきり状態で体が休まってくるせいか、この時期は不眠の症状も出てきます。

日常生活動作としては、気力が少し回復したため、トイレ・食事・移動など、最低限の動作はなんとかこなせるようになります。
風呂はやっぱりシンドイので度々サボります。
車の運転も危険なのでダメです。

休養については、やはり生活のほとんどが休養の時間となり、ほぼベッドの上で過ごすことになります。
基本的にスマホを使った暇つぶしが手軽なので、マンガ・ゲーム・動画を見たりやったりになりますが、少し興味が回復してくるので、健康時に忙しくてできなかった遊び(新作ゲームやルービックキューブなど)に手を出したりするようになります。
しかし、感情が不安定で集中力もない上に、まだ楽しいという感情はあまり生じないので、すぐに飽きてやめたり、また始めたりを繰り返します。
とにかく休養にしても落ち着きがない感じです。

家事・育児に関しては、体調がいいと短時間的(長くて30分くらいかな?)にできる日が出てきます。
内容によってできるもの・できないものがあり、気が向いたときに気が向いたものに手を出すという、ちょっと厄介な子供みたいになります。

仕事に関しては「やらなきゃ」という焦りの気持ちが生まれ始めます。
できることもあると思うんですが、危険なので思い切ってやりません。
やりたくもないし。
思考が回復してきたとはいえ、思考が支離滅裂で感情的に行動するし、集中力もないので、なにかを判断するのは危険な状態です。
無理に仕事をすれば、かえって損失を招く可能性が高いので、やらないほうがいいです。
医師が発行する診断書ではやはり、「就業不可能な状態」と記載されます。

期間としては重症から回復して1か月~2か月くらいです。
今回は1か月半くらいでした。

今回のウツ症状は、過去の症状と比べて軽いほうだと気付きました。
この中程度の期間が1か月とか続いたらマジでおかしくなりますね…

「2:中程度」への対処

とにかく死なないという目標のため、細心の注意を払い対処する必要があります。

精神面では自己嫌悪や罪悪感に苦しめられます。
これだけなら死ぬことはまずないと思うんですが、この時期は少々なら思考が働き、体も動くなるようになるため、自殺を検討して実行するという危険性が生じます。
正直、自殺の検討と実行については家族に監視してもらい、行動に移そうとした時に止めてもらうしか方法がありません。

だもんで、私としては検討と実行を予防できるような環境をつくるようにしてます。
なにをしているかというと、精神的に苦しい思いをしているということを、言葉にして妻に聞いてもらっているだけです。
ただ、聞いてもらうだけといっても、妻からしたら聞いていて気分のいいものではないし、一緒に沼に引きずり込んでしまう危険性もあるので、大変なことだろうと思います。
さらに、話を聞くというのは私の自己嫌悪や罪悪感の根本にあるものを払拭してもらう、つまり、私の自己肯定感を取り戻す作業になると思いますので、これは本当に大変だと思います。
妻がここまで考えて行動してるかどうかは謎ですが、結果的に私は自殺を検討まではしても実行したことはありません。
妻以外にも精神科の先生やカウンセラーさんに話を聞いてもらうのも効果が大きいです。
こういった時、第三者?の客観的な言葉というのは効果的だと思います。
専門家であればさらに良し。
とにかく精神面の対策は、人に話を聞いてもらうこと、だと思います。
話相手として、否定的な人はダメです。
この時期、そういう人には近づかないようにしましょう。

身体症状として、動悸・息切れがある時は無理せず休みます。
もっとも、この時期もほぼ休んてますが。
まだまだ転倒や落下などの事故の可能性もありますし。
頻発する頭痛は鎮痛剤で対処すれば問題なし。
不眠の症状で睡眠のリズムが崩れてきますが、ぶっちゃけ休養期間で時間に縛られることもないのでヘッチャラです。
眠たい時に寝ればいいんですよ。
とにかく休めるときに休んじゃえばいいんです。

日常生活動作の対策はそれほど必要なくなります。
風呂はシンドイならサボればいいです。
どうせ外出しないし。
横で寝てる妻には申し訳ないが。
食事が面倒になってすっぽかすんで、それだけ注意です。
妻に用意だけしてもらって食べるようにしました。
保存食を部屋に持ち込んどくということもしましたね。

休養については、重症のときに比べて少し行動の幅が広がります。
「浴室の排水口を掃除しました。」でも言及しましたが、タスクであっても気が向いた範囲で楽しくできるなら、それも積極的な休養として捉えていいのかなと思います。
この時期の休養については、とにかく興味の向くままに行動するのもアリかと。
もちろん、物理的・経済的・体力的に問題にならない範囲で。

家事・育児についても対処に注意が必要です。
家事は気が向く範囲でやればいいと思うんですが、一人でやるものではないんで、家庭内のルールや順序を無視して勝手にやるわけにはいきません。
ですので、常に家族と相談して様子を見ながら、今だったらこれやってもいいかな、というように周囲と自分の都合が合致したものだけやるようにします。
合致しなければ諦める。
予め家族に「オレのことは当てにしないで」というように伝えておきます。

とにかく精神的に脆く危険な時期です。
精神的に人に頼ることが大事だと思います。

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「1:軽症」の状態

精神的にはやや不安定で、イライラすることが多い時期です。
中程度よりは弱くなりますが、希死念慮もないわけではありません。
精神的にも回復してきているせいか、攻撃的にもなりえます。

身体症状としては、やはり動悸・息切れ・頭痛などを生じますが、たまになので気になるほどではありません。

日常生活動作は面倒だと感じながらも、まあまあ問題なく行える状態です。
気分によっては食事や風呂をたまにサボることも。

やたら疲れたと感じ易く、すぐに休憩したがります。
休養は疲れたと感じる時だけでなく、ストレスの掛かる寝起きやタスクの前にも必要となることがあります。
例えば、朝、布団の上で目が覚めていても行動に移せずスマホでマンガやゲームに逃げてしまうとか、洗濯の前にやたら長い休憩をしてしまうなどの行動が該当します。

家事・育児などは普通にできるときとできないときがあり、振り幅があります。
特に相手がいる育児では、精神的なイライラが相まって子供を攻撃してしまうことも。

仕事に関しては、やりたくない仕事とか、適性が無い仕事とかでなければ可能です。
ただし、フルタイム、長時間の連続作業、時間制限のある作業は無理で、飽くまで気が向く範囲でという感じになります。
ちなみに、医師の診断書では就業不可と記載されます。
結局、私の場合、ウツ状態と認められる時期についてはずっと就業不可です。

期間としては中程度ののち2か月~4か月くらいでしょうか?
ウツ状態では最も長い期間となります。
今回は現時点で1か月半、まだまだ先は長そうです。
こうしてみると重症から回復まで、最短で3か月半、最長で7か月くらいになるようです。
ホント嫌になりますね。

「3:軽症」への対処

まだまだ注意が必要で、気の抜けない時期です。

精神面と合わせて思考もさらに回復してくるため、自分を社会的な面で客観視したり、経済面での心配をしたりと、ストレスが大きくなります。
考えたり悩んだりしても解決できないので、考えないようにしてます。
この手の病気を患っている人間に「考えるな」と言っても無駄なので、幸い体も少し動くようになってきたところで、やりたいことでもして意識を別の方向へ向けるようにします。
とにかく考えなくて済む環境を作ることで自己肯定感を下げないようにして、希死念慮につながらないように心がけてます。

たまに動悸・息切れなどの身体症状があるときは無理せず休みます。
無理して動くと、翌日以降に倍以上になって返ってきます。
回復が遅くなり、頑張った以上に損をするので、無理は禁物。

日常生活動作についてはほぼほぼ問題ないのですが、命に関わる問題として1点だけ注意が必要です。
それは、車の運転です。

体がまあまあ動くようになって、特に体力を使うようなことでもないので、「車の運転くらいなら」と思ってしまうのですが、これが危険です。
なんと、信号の見落としとかするんです。
集中力が欠如してるんです。
この時期の車の運転は極力避けます。
薬も服用しているから医師には注意されてはいますが。

もう1点、命に関わるものではありませんが、集中力や記憶力の欠如という意味で、人との会話にも注意が必要です。
私だけかもしれませんが、この時期、人と話していると、1対1で話しているのにも関わらず、
話を聞いていない、
話の内容を覚えていない、
という状況が多発するのです。
やだ、超コワイ。
これは対策のしようがないので、話相手には予め事情を説明しておきます。
「オレ、こんなもんだから」って。
理解してもらえないなら、そんなヤツとは話さなくて良し。

休養については、中程度のときに比べてさらに積極的になります。
体が動くようになったので、運動したり、ザリガニとかメダカの世話したり、やりたいことやったりすることで積極的な休養が増えてきます。
これは精神的には素晴らしいことなんですが、やり過ぎれば肉体的には疲労の原因になりますので、やはりある程度以上は控える必要があります。
この加減が難しいところですが。

家事・育児については、タスクとしてはハードルが低い分、まあまあこなせます。
ただ、ときどき理由もなくイライラが襲ってきたり、どうしてもやる気が出なかったり、子供たちが訳の分からんことでイライラさせてくれたり、そういったときはダメです、できません。
諦めてイライラの元から距離を置きます。
とにかく無理はしない。

仕事に関してはなるべくやっていきたいところです。
経済的にも厳しくなって焦りも出てきますし。
ただ、無理にやろうとすればその反発によるストレスがものすごく、返って逆効果です。
本当に無理をせず気の向く範囲だけです。

ウツ症状の治り掛けですが、同時に気を抜いてはいけない時期でもあります。
気付かず無理をしてしまうこともあるので行動を抑えつつ、言葉は悪いですが、気の向くままに過ごすべきだと思ってます。
もう一息、ウツ症状を抜けきるまで我慢?だ、オレ。

以上、ウツの症状と対処でした。

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家族がいて良かった

ここからは脱線するんですが、記事を書いていて感じたことがあります。
それは、ウツ状態のとき私が家族に頼りきりだということです。
ホント情けなくなるくらい。
そして、ホントに感謝です。

妻はもう言うまでもなく。
妻がいなければ私はとっくに死んでると思います。
本当に感謝してます。

母はまあ、普段からクソババアなんですが、ウツのときには頼ることが多いんで、ちょっとだけ感謝してます。

ガキ共はもう、普段からホントに役に立たなくて、私がウツのときも役に立たなくて、ホントにこいつらなんなんだろう?
少しは親の手伝いしろよ。
ただ、ウツのせいで人並に親として接することができないという点では、申し訳ないなと。
ホントの1ミリくらいな。

あんまこういうこと書かないんですが、
家族がいて良かったなと思います。

ご清覧、ありがとうございました🙇

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