浴室の排水口を掃除しました。

なんちゃってDIY

どうも、黒です。

実は1か月くらい前からウツ状態でして、仕事もせずにダラダラ過ごして回復を待っております。
で、先日、ちょっと調子が良くて体が動いたので、なんとなく思い立って浴室の排水口の掃除をしたっていう話です。
ウツ状態の時には、気が向いたら動くっていうのが結構大事だと思うんです、個人的には。

ええ、今回もどうでもいい話を、大げさに話したいと思います。
お時間ありましたら、どうぞお付き合いください。

DIYと言うか、ただの掃除の話です。

※ きったない写真も載せてるんで閲覧注意です。

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なんで浴室の排水口を掃除したのか?

もう数年前から、浴槽の水を排水する時にですね、やたら水が抜けていくのが遅い気がしてたんですよ。
水が全て抜け切るのに5分くらい掛かってる気がするんですよ。
遅くないですか?
排水トラップ辺りで詰まってるんじゃね?って思いまして。

で、それに気付いてから、ずっと掃除しようと思ってはいたんです。
ええ、ただ思っていただけでした。
そして数年が経ってようやく取り掛かったという訳です。
それも、なぜかウツ状態の今。笑

まずは排水口を床下から見てみましょう。

この排水口を以前にも中から(浴室から)掃除したことがあったんですが、排水トラップの部分なのか、構造がよく分からなくて十分に掃除できなかった記憶があったんです。
で、ひょっとして外から(床下から)掃除するタイプのトラップなのか?なんて思ってました。
今思えばそんな訳ないんですが。

で、今回はまず、床下から見てみようと。
で、床下に潜り込んだ訳です。

外から見たら、こうなってた。

全ての部材が接着剤でガチガチに固定されてましたので、絶対に外から手入れするタイプではありません。
と言うか、できません。

床下に潜った手間は無駄だった…
いや、外から手入れできないってことが分かりました、大収穫です!

ちなみに、排水トラップの型番はTP-40。
20年以上前にリフォームしたユニットバスなんで、おそらくトステム製。
(ユニットバスの取説がトステムだった気がする…)
現LIXILのウェブサイトに交換部品が掲載されていたので間違いないでしょう。
今でも交換部品が流通してるって凄いですね。

浴室内から掃除するしかない。

だって、外から掃除できないからね。

では、気を取り直して掃除していきましょう。

浴室の洗い場の排水口の、フタとヘアキャッチャー?を外して。

もう掃除する気が失せるくらい汚れてる…

得体の知れないエルボホース?と防臭パイプ?とか言う部品。↓

これらを外して、掃除して。↓

ちなみに、以前に掃除した時は、↑写真の左の防臭パイプとか言う部品が外せるなんて全く知らず。
今回初めて掃除しました。

排水口も掃除して。↓

エルボホースと防臭パイプも戻して。↓

掃除は完了でございます。
まだ汚れが少々残ってますが、もう面倒なので終了。

掃除の効果はあったのか…?

結論から言って、
「特に排水が速くなった感じはない。」
そうです。

私は風呂掃除をしないので、最近掃除してくれてる妻に聞いたんですけどね。

いやー、無駄でしたねー。
とても悲しい。

汚れで詰まってるのが原因じゃなかったのか…

こんな構造になっているに違いない。

写真と部品の形状から、構造図を書き起こしてみました。
下の図は浴槽の水を排水している時のイメージです。↓

このようにですね、トラップ内に防臭パイプがあることと、トラップの流出する管が流入する管よりも高い位置にあることにより、浴槽からの排水がS字を描くように流れ(実際には防臭パイプの外側を回り込むのでもっと3次元的で複雑)、その上、低い位置から高い位置へ流れることになります。
結果、流れはあまり良くないということになります。

そう。そうなんです。
きっと、

元々、あまり流れは良くなかったと思われます。

ええ、排水が遅くなったと感じたのは、私の勘違いだったということですね…

いやいや、パイプでつまってるのかも?

なんで流れが悪い構造なのさ?

そもそも、排水トラップと呼ばれる物自体、流れが悪くなる構造をしちょります。
久々のお絵描きで、もうちょっと絵を描きたくなったので、トラップのお話でもしようかと。

で、なんでそんなもんが排水経路に設置されるかというと、理由は幾つかあるんですが、私が考える最も重要な理由は、
「防臭のため」
だと思っております。

排水の先というのは大抵の場合は下水道や浄化槽です。
で、これらは基本、臭いです。
で、これらの悪臭を含んだ空気(臭気)は、パイプによって全て繋がっています。
したがって、なにも対策をしないと排水口から臭気が家屋内に入り放題となります。
これ、ヤバいっすよ、マジで。

で、それを防ぐために排水トラップがあります。
↓の図で具体的にお話ししましょう。

平常時(排水していない時)は、排水トラップに水が残っています。
この水を封水と呼び、臭気を排水口から出さないための栓みたいな役割をしてます。
空気が水をくぐり抜けて排水口から出ていくってのは物理的に有り得ないので。
で、トラップってのは封水を設けるために、排水経路がどうしても湾曲するし、流出管が流入管よりも高い位置にあって水圧的にも流れにくくなっちゃいます。

ちなみに、洗い場の排水口側についているこのトラップは逆ワントラップと呼ぶらしいです。
そもそも椀をひっくり返した形状をワントラップと呼ぶので、その逆だから逆ワントラップ。
むしろ名前は逆のほうが良くね?

さらに、浴槽の排水口側は複合的な構造ですが、Sトラップってことになりそうです。
2つの排水口を1つのトラップで処理してます。
これ以上の話は面倒なので、万一機会があればその時にでも。

と言う訳で、排水トラップ自体が流れにくい元だったという話です。

排水口の話はこれでお終い。

余談:goo辞書がサービス終了してた…

シンプルで使い易いから、ずっと使ってたのに。
めっちゃ残念です。
替わりになにを使おう…?

ご清覧、ありがとうございました🙇

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